小池龍之介

もう、怒らない

もう、怒らない

あまり、本を読む時間がないけれどこれは読んでおこうと思う。
ストレスが溜まり過ぎ。
怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉
は、オーディオブックで聴いたけれど、声優との相性が悪かったせいか繰り返し聴く気になれなかった。内容はそれほど悪くはなかったのだけれど。

腰痛

腰痛は<怒り>である CD付

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腰痛は<怒り>である 普及版

腰痛は<怒り>である 普及版

腰痛は“怒り”である―痛みと心の不思議な関係

腰痛は“怒り”である―痛みと心の不思議な関係

腰痛ガイドブック 根拠に基づく治療戦略(CD付)

腰痛ガイドブック 根拠に基づく治療戦略(CD付)

メンタルな病気だと思う。
治りたがらない病人は病人である資格がない。
効くかどうかわからないけど試してみようと思う。

デブは1億円損する!

プレジデント 50 + (フィフティプラス) 2010年 7/21号 [雑誌]

プレジデント 50 + (フィフティプラス) 2010年 7/21号 [雑誌]

この本のタイトルは、もちろん転職は1億円損をする (角川oneテーマ21)のマネなんだろうけど、とにかく刺激的なタイトルである。タイトルだけで買いである。内容の方は大したことがないと思うのだけれど、このタイトルだけに内容の方も刺激的に感じられる。病気は怖い。改めて、もう一度現実を直視しようと思う。

なぜ、負債者のほうが肥満の確率が高いのか。それは、肥満というのは経済学から観れば“借金”そのものだからです。先々の健康よりも、目先の食べる楽しみを優先したことで背負う健康上の“負債”だと考えればいい。結果として、洋服が合わなくなったり、苦しいダイエットが必要になったり、将来の病気のリスクを背負い込むといった“利息”を支払うことになります。

心の病

マンガで分かる心療内科 1 (ヤングキングコミックス)

マンガで分かる心療内科 1 (ヤングキングコミックス)

うーん、面白そうだ。

ヴァーチャルな食欲

人間とは本能の壊れた生き物である。- 岸田秀
人間が身体に必要な栄養素を超えて、カロリーを摂取し続けるのは本能が壊れてしまったからだろう。本能が壊れているという表現は脳科学的に正しい表現とは思えないが、人間の脳は進化し過ぎている。

ヒトは脳から太る (青春新書)

ヒトは脳から太る (青春新書)

ダイエット産業がなくならない理由

頭がよくなる「経済学思考」の技術

頭がよくなる「経済学思考」の技術

最近は、ダイエットに興味がなくなってこういう本を読んでいる。
この本は経済学のインセンティブやその均衡点について説明している本である。
ただ、このブログのテーマはダイエットなので、経済学のことにはあまり触れず、ダイエットのことについてだけ語る。
この本では、経済学思考として物事を以下のように分けて考えている。

  • プレイヤーが持っているインセンティブは?
  • プレイヤーが置かれているルールは?
  • 均衡点はどこにあるのか?
  • 結果を左右しない要素

まず、プレイヤーとは、ダイエット産業では

  • 「痩せたいと願っている消費者」
  • 「ダイエット商材販売業者」

の2者である。そして、プレイヤーのインセンティブ

  • 個人:痩せたい、長期的・強い負荷は受けたくない
  • 企業:商材を買ってほしいが、本当に痩せてしまっては困る

としている。プレイヤーのインセンティブというよりも本音の部分が面白い。
そして、プレイヤーが置かれているルールとして

  1. 人が太るのは、「消費カロリー」より「摂取カロリー」が多いから
  2. 自分の体型の変化は1日単位で実感できない

1は、当然のこととして、やはり2がダイエットにおける1番の問題点なのだろう。
本書では、

なかなかダイエットがうまくいかないのは、人々の「本当は楽をしたい」、企業の「本当はやせられたら困る」というインセンティブがかみ合うから

としている。心理学よりも経済学思考の方が明快である。そして、

本当に痩せたい人と本当に痩せさせたい企業は合宿でもやって、強制的に食事制限とトレーニングをすればいいはず

とする。しかし、これさえも断食道場やプリズンダイエットと呼ばれるものが既にあるので有効ではないと思う。おそらく、食事制限とトレーニングだけではダメで合宿が終わればリバウンドしてしまうだろう。個人のインセンティブの部分、“長期的・強い負荷を受けたくない”というところを変えていくしかダイエットは成功しないと思う。

Dr.HOUSE

安くなってくれるのは嬉しいな。